博多天然真鯛って?
福岡県は天然真鯛の水揚げ量が日本一(令和2年度)って知ってましたか?
地元福岡で聞いてみても多くの人が知りませんでした。
江戸前ならぬ「博多前」の魚を育む、いわゆる「玄界灘」は、南から上って来る「対馬暖流」と北から下って来る「リマン寒流」がぶつかる接点となっていて、更に対馬暖流は一部が対馬でグルっと回って南に下る反転流を引き起こしているため、一年中海がかき回されていて魚たちの餌となるプランクトンの生育に最適な環境となっているのです。
しかも福岡県沿岸の約60km沖まで20m、40m、60m、80mと段々畑のように徐々に深くなっているため、天然鯛を含め様々な魚の生育に最適な環境が整っている漁場なのです。
ホークスの応援歌にもあるように「げーんかーいなだのしーおかーぜにー」の「玄界灘」で当社商品「博多天然真鯛シリーズ」はもっと多くの人に知って頂きたいという思いから生まれているのです。
モーショングラフィック
食べやすくおいしく加工しました
真鯛は見た目も美しく「めでたい」と例えられるように縁起が良いとされ、知らない人がいない魚です。
身質は白身で淡白な味なので、お祝いの席や和食・洋食・中国料理等、これまでも様々なお料理で利用されて来ました。
しかし、ひとたび加工を行うとなるとウロコや骨が硬くて、三枚に卸すのも手作業となるためとても手のかかる魚なのです。
しかも頭が大きくてお腹の肉も薄いため、卸した身の取り分(歩留り)が他の魚と比べても少ないという性格を持っている魚でもあるのです。
このように加工をする時に手がかかるうえ、人手やコストの問題で大量に生産する事が難しくこれまでも加工品としての広がりを見せていません。
更に真鯛に限らず魚の加工の前に立ちはだかっているのが「骨取り」の課題です。
これを国内で行うと更に手間やコストがかかってしまい、なかなか一般的な商材に成長させることが出来ませんでした。
そこで日本国内で加工するのが難しい部分だけを切り取って海外で加工を行う事により、加工地は海外でも産地は「国産」という新しいカテゴリーの商品を作り出し、骨の心配をせずに食べられる世代の方へも広く販売を行って行きたいと願っているのです。
博多天然真鯛 サンプル注文フォーム
福水商事株式会社が自信をもってお届けする『博多天然真鯛』のサンプルを、送らせていただきます。
サンプルの発送は、9月1日より順次とさせていただきますので、ご了承ください。